Pythonの主なデータ型には以下のようなものがあります:
1. 数値型: 整数(int)、浮動小数点数(float)、複素数(complex)
2. シーケンス型: リスト(list)、タプル(tuple)、文字列(str)、バイト(bytes)
3. 集合型: セット(set)、フローズンセット(frozenset)
4. マッピング型: 辞書(dict)
5. ブール型(bool): TrueまたはFalseの2つの値を持つ論理型。
6. None型(NoneType): Noneという1つの値を持つ特別な型で、値が存在しないことを表します。
7. ファイル型: ファイル操作に使用されます。組み込み関数`open`を使用してファイルオブジェクトを作成します。
また、ユーザが自分で定義することができるカスタムデータ型もあります:
1. クラス(class): ユーザー定義型。クラスは、特定のオブジェクトを作成するための”設計図”のようなものです。これらのオブジェクトは、そのクラスに定義された特性と動作を持ちます。
2. 関数(function): 処理をひとまとまりにしたもので、入力(引数)を受け取り、出力(戻り値)を返すことができます。関数は、Pythonの`def`キーワードを使用して定義します。 以上がPythonの主なデータ型です。それぞれの型は異なる種類のデータを表現し、それぞれが異なる目的と操作をサポートしています。