Pythonのコマンドは主にPythonのインタープリタを操作するためのもので、以下のようなものがあります:
python
:Pythonインタープリタを起動します。これに続けてスクリプトのファイル名を指定すると、そのスクリプトを実行します。python script.py
python -m
:Pythonモジュールをスクリプトとして実行します。これは特定のPythonモジュール(たとえばhttp.serverやvenvなど)を直接実行するためのものです。python -m http.server
python -V
またはpython --version
:Pythonのバージョンを表示します。python -V
python -i
:スクリプトを実行した後にPythonのインタラクティブシェルを起動します。python -i script.py
python -c
:コマンドラインから直接Pythonのコードを実行します。python -c "print('Hello, World!')"
pip
:Pythonのパッケージ管理ツールで、Pythonのライブラリやモジュールをインストール、更新、削除するためのコマンドです。pip install numpy
なお、Pythonにはさらに多くのオプションやフラグがあり、それらの詳細はPythonの公式ドキュメンテーションやpython -h
コマンドで参照できます。